他人ごとではない相続税

【税制改正が行われた】

増税というとすぐ頭に浮かぶのは消費税。段階的引き上げやら、延期などが繰り返されさて、今払っている消費税は幾ら?
などと改めて考えてみないとうっかりしかねない消費税の税率は8%。来年度の10%への引き上げは見送られた。

しかし相続税の増税は2015年1月1日より始まっています。
税制は改正されたのです。
この税制の改正により相続税は庶民にとってぐっと身近なものとなってしまいました。

しかし毎日コンビニやスーパーの買い物など日常の買い物にかかる消費税と違って、相続税は正直馴染みの薄い税で、どうしても疎遠になりがちです。相
続税などと聞いても、うちは資産家じゃないから、現金も株も土地も無い、少しの預金と小さな持家があるだけだから、関係ないでしょう?などと思ってしまいます。
でも今回の税制改正により、課税対象者は全国で2倍に増えたと言われています。

【一番のポイントは基礎控除額が引き下げられたこと】

私たち庶民にとってこの税制改正の一番のポイントは、「基礎控除額の引き下げ」です。
これによって今まで相続税と縁のなかった世帯が、課税対象世帯となってしまうのです。これまで基礎控除額の計算式は「5000万円+(1000万円×法定相続人数)」、これが改正によって「3000万円+(600万円×法定人数)となってしまいました。
子供二人が親の遺産を引き継ぐときこれまでは、5000万円+(1000万円×2人)=7000万円まで非課税だったものが、3000万円+(600万円×2人)=4200万円と差し引き2800万円、4割も引き下げられたのです。

親が老後に備えた蓄えと少しの不動産があると、引っ掛かってしまいそうな金額です。相続税、普段は関係ない馴染みのない税ですが、備えあれば憂いなし、勉強しておいた方が良いかもしれません。